エネルギー泥棒とノイズ人間の見分け方
「一緒にいると疲れる」
「理由は分からないけど、なんかモヤモヤする」
そう感じる相手っていませんか??
たとえ嫌なことを言われたわけでもなくても、
なんとなくテンションが下がったり、やる気が削がれたり。
その正体は〝エネルギーが奪われているから〟です。
今回は、人間関係でエネルギーが奪われてしまう原因をお話ししていきたいと思います。
人間のエネルギーは「お風呂の水」

大前提として、エネルギーには、
- ポジティブエネルギー
- ネガティブエネルギー
の2つが存在します。
人のエネルギーは、お風呂の水のようなもの。
澄んでいるときは心地よく、そこにいるだけで安心できる。
けれど、誰かがネガティブな感情
例えば、不満や愚痴、怒りなどが入ると、
その瞬間にお湯は濁っていき、そのままにしておくとどんどん淀んでいってしまいます。
つまり、人のエネルギーも同じで、〝循環〟させないとすぐにダメになってしまうんです。

一緒に湯船に浸かってる人が愚痴ばっかりだと、そりゃお風呂の水も濁りますよねぇ・・・
多くの人が勘違いしているのは、
ポジティブを足せば、ネガティブが消える
と思っていること。
でも、エネルギーは+と−で打ち消されるものではありません。
ネガティブなエネルギーは、そのまま濁りとして残ります。
そこにどれだけ前向きな言葉をかけても、
根本的に入れ替えなければ、透明な状態には戻らないんです。

ポジティブにならなきゃ!って頑張ってた時期もあったけど、 あれって「濁ったお湯に入浴剤を入れて誤魔化してた」だけだったんですね・・・!
ネガティブなエネルギーをたくさん受けると、
人の中の〝気〟はすぐに濁ってしまいます。
この濁りの正体が、いわゆる〝邪気〟です。
邪気というのは、目に見えないけれど空気中に漂う〝ノイズ〟のようなもの。
例えば、愚痴や悪口が飛び交う安い居酒屋。
店内のざわざわした空気の中で、誰かが誰かを責めるような話をしている。
それを聞いているだけで、なんとなく心が重くなりますよね。
別に自分が愚痴ってないのに、帰る頃には気分が沈んでたりして。
これは、脳の中で「ミラーニューロン」という仕組みが働いているからです。

人は、見たもの・聞いたものの感情を、無意識のうちに「真似」してしまいます。
例えば、誰かが怒っている姿を見れば、自分もイライラしてくる。
誰かが不安を口にしていれば、なんとなく自分も落ち着かなくなる。
つまり、ネガティブな思考は、思っている以上に〝感染〟しやすいんです。

SNSでも、ネガティブなニュースや投稿ばかり見てると こっちまで暗い気持ちになるときありますよね、、
あれもまさに〝邪気を受けてる〟状態なんです!
そして厄介なのは、邪気を浴び続けると、自分の中に溜まりきれなくなって、
今度は「誰かに押し付けたくなる」ということ。
不安を感じるニュースを見て、誰かに「ねぇ、これ怖くない?」と話したくなりません??
それを聞いた人も不安になって、また別の人に伝える。
そうやってネガティブな感情は、まるで連鎖反応のように広がっていきます。
自分はスッキリした気持ちになるかもしれませんが、実際には誰かにネガティブを押し付けているだけなんですよね。。
だから大事なのは、ネガティブ「どう浄化していくか」。